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新潟名物笹団子や豆大福、草餅などの餅菓子をはじめ、赤飯が定番商品のあわづや。
新潟県中越地方では、お醤油で味付けしたおこわを、お赤飯と呼んでいます。
あわづやのお赤飯は、小豆ではなく、食べ応えのある金時豆が入っているのが特徴です。
もち米は見附近郊の複数の契約農家のもとで生産され、その中から厳選されたこがね餅を100%使用。
そのもち米を毎日丁寧に、燕の職人が作った熱伝導の優れた銅窯の蒸し器を使って蒸し上げます。
伝統の技や味を守りながらも、時代の流れに合わせた食感や味覚に敏感であることに、慶明氏の心意気を感じます。
代表である渡辺慶明氏は四代目であり、見附商店街を牽引する一人です。
慶明氏は、店の経営のために大学で経済学を学んだ後、東京の食品商社やお菓子メーカーなどで流通のノウハウを身につけ、見附に戻られました。
その後は先代よりお菓子作りの伝統的手法を学ぶとともに、同業者の勉強会などに積極的に参加し、新しい手法も取り入れることで、常に技と味の進化を続けています。
地元の特産品を活用した商品開発にも果敢に挑戦しており、醸造文化の根付いた新潟らしい商品として、地元の味噌を使った「へそみそラスク」を開発。
また、ミルクヨーカンでお馴染みの諏訪乳業の牛乳を使用した、ほどよく濃厚かつコクのあるミルク餡を開発し「みるくまんじゅう」が誕生しました。
共に、定番の手土産である笹団子に次ぐ、人気定番商品になっています。
米どころらしい一歳のお誕生日のお祝いに、一升餅を背負うことで一生においての初めての試練を体験させるという、昔から続く節目の行事を守り続けています。
店内には、初めての試練に立ち向かう一歳児の写真が並び、微笑ましい雰囲気を奏でています。
責任者 渡辺 慶明
〒954-0053
新潟県見附市本町2-3-4
Tel.0258-62-0577
Fax.0258-62-0511
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